何より自然体を好む渡邊にとって、ドラマティックなプロポーズというのは得意ではないらしい。だがこの撮影を通して、ちょっとした心境の変化があったようだ。
「水族館デートでプロポーズというのは、正直思いつかなかったです(笑)。でも場面としてはすごくキレイなので、悪くないなと思いました。自分ならホテルの部屋で夜景を見ながらとか、ふたりの世界に入り込めるシチュエーションのほうが好みかもしれません。
一緒に暮らしていて、朝ゴハンを作ってもらったときとかにふと、『結婚しようか』っていうくらいがいいかなと思っていたのですが……今日のような経験や年齢を重ねてきて、最近はベタなプロポーズもいいのかなって思うようになりました(笑)。女性にとって大きなイベントなので、スペシャル感を出したほうがいいのかなって。ちょっと女性目線で考えられるようになりました」
渡邊の手元を飾るのは、グラフィカルな
ティファニーのイニシャル「T」があしらわれた、「ティファニー T」のワイヤーブレスレットと「 ティファニー T トゥルー」のワイドリング。いずれも「T」のコンビネーションが、パートナーとのつながりを象徴しているかのよう。
そしてその手に握られているのは、ティファニーというブランドとその価値を象徴するアイコンとなっている、ティファニー ブルーの「ティファニー ブルー ボックス」だ。創業者チャールズ・ルイス・ティファニーがボックスのみでは決して売ることはなかったという隠れた”大人気アイテム”であるリングケースには、贈りたい相手のイニシャルや「LOVE」といった短いメッセージの刻印を入れることも可能だ。